父の日とは2015/05/01
父の日とは父に感謝の気持ちを表す日で日本では6月の第3日曜日ですが、世界各国、国によって父の日が違います。しかし、多くの国が日本と同様の日を父の日としています。
父の日の語源・由来は、アメリカのワシントン州に住むジョン・ブルース・ドット婦人の提唱によります。
ドット婦人の父、ウィリアム・ジャクソン・スマートは妻に先立たれ、ドット婦人ら6人の兄弟を男手一つで育て上げました。
ドットはある日「母の日」の存在を知り、父に感謝する紐必要であると、1909年6月19日(第三日曜日)に制定する事を提唱しました。
その後、この行事は各地へ広まり、1916年にはアメリカ全土で行われるようになり、正式に祝日となったのは、1972年のことです。
日本では、1950年頃から広まり始め、一般的な行事となったのは1980年代のことです。
健在している父には赤いバラ、亡くなった父には白いバラとなった由来はドットが父親の墓前にバラを供えたためとされています。
日本では、ファザーズデー・委員会という団体の「父の日、黄色いリボンキャンペーン」が、幸福や希望の象徴である「黄色」をイメージカラーとし、その年話題になった父親にイエローリボン賞を贈っています。
しかし日本の父の日では鼻は特定されていないため、一般では「黄色いバラ」や「白いバラ」、子の愛をいう花言葉を持つ「ユリ」などが贈られています。
台湾の父の日は、8月8日です。これは「パパ」と「88」の中国語の発音が同じである事が由来です。
ブラジルでは母の日の3ヶ月後の3ヶ月後の8月第2土曜日が父の日です。1950年代に聖ヨアキムを彰して提唱されました。しかしブラジルでは国の休日ではありません。
ロシアでは2月23日が「祖国防衛の日」とされ、軍人・退役軍人に感謝する他に、父親・夫・男性に感謝する日になっています。これと対になる母親・妻・女性の日は3月8日の国際女性デーです。
元はソ連の祝日で、1918年2月23日に赤軍が初の対独戦闘に勝利した事を記念し、「赤軍の日」として制定され、1949年に「ソビエト陸海軍の日」と改名されました。ソ連崩壊後の2002年に、現在の名称でロシアの日となりました。
ドイツでは、国の休日である昇天日(復活祭の39日後の木曜日で、早ければ、4月30日、遅ければ、6月2日)が父の日です。「男の日」や「紳士の日」とも呼ばれます。
父の日は国によって起源・由来が違うのですね、母の日の健在な母親には赤いカーネーション、父の日は赤いバラ、亡くなっている場合には白いカーネーション、バラを贈るのは対になっているみたいですね。
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