片刃包丁は右利き、左利きように分かれています2015/05/01
和包丁などの片刃包丁は右利き用と左利き用があります。一般的には右利き用ですが、左利き用は右利き用の1.5倍の価格になります。これは、和包丁の職人は普段右利き用の包丁を作っているため、左利き用を作ると時間が2、3倍の時間が掛かってしまいます。普段、慣れている方向と全く逆になるため、スムーズに作業が出来ないためです。時間は2,3倍かかりますが、価格は1.5倍程度に設定させていただいております。
左利きの人は左利き用の包丁をお勧めします
当店のお客様にも左利き用は高いからと言って右利き用で作業されている方もいますが、左利き用にされた方がキッチンで調理する時間が短縮できます。しかも、食材も綺麗に切れるので美味しく調理することができます。出刃包丁で魚を裁いて刺身包丁で刺身を切る場合などはすごくやりやすくなると思います。最初に少し価格は高くなりますが、左利き用を使われることをオススメいたします。
ハサミにも右利き、左利き用がございます。気をつけてご購入ください。
和包丁の左利き用は良い販売店で購入してください
先ほどの説明でも書きましたが左利き用は普段慣れていない鍛造作業になるので、良い販売店で製品を購入しないと失敗する恐れがあります。しっかりと歪を直しているかなどのサービスをチェックしている販売店を選んで購入してください。
両刃包丁の場合は右利き、左利き両方共使えます
両刃包丁の場合は両方に刃が付いているので、右利き・左利き関係なく使うことができます。三徳包丁などは基本的に両刃なので、どちらの方も使うことができます。洋包丁の牛刀、ペティ等も一般的に両刃ですが、右きき用に刃をつけているので、左利き用にする場合は1.3倍の価格になります。