「包丁の欠け」の原因について!欠けの修理はできますか?2015/05/01
包丁は大きくかけても修理は可能です。荒砥石を使ってご自分でも直すことも可能ですが、あまりにも大きな欠けは時間がかかると思うので、刃物屋さんにお願いした方が良いと思います。
刃の欠けの原因は、シンクの角にぶつけたや魚の骨を切る時、冷凍したお肉や魚を解凍しないで切る時に欠ける事が多いです。
冷凍食品はすごく冷たいので、包丁が急激に冷えてしまいます。その温度変化に耐えれず包丁が弱い状態になり衝撃に弱く少しの力で大きく欠けてしまいます。半解凍の状態の時は自分も解答できたと思って切っているので欠ける場合があるので気を付けてください。また冷凍ものの場合は上の図のように欠け方が異常に大きくなります。この場合はたいてい冷凍物を切った場合です。通常の欠けであれば1mm程度の大きさです。
魚の骨や硬い物を切るときは出刃包丁を使うことをお勧めします。欠けた場合の修理は基本的にはほとんどのケースで可能です。ですが、もし5mm欠けた場合は、刃先が5mm短くなります。
包丁は横から見れば幅も広いですし強く見えますが、刃先は1mmくらいしかありません。その為、上下の動きには強いですが、左右の動きにはとても弱いです。
例えば、かぼちゃを切っていて途中で止まると、どうしても左右にこじて切ろうとします。この動作が包丁には弱く欠ける原因になります。ですので、包丁が上下の動きで止まった場合はもう一度抜いて切り直すか、手で押さえて体重できるようにすれば欠けにくいです。くれぐれも左右にしないように気を付けて下さい。
包丁の欠けの修理代金は、三徳包丁であれば1000円程度、出刃・刺身は1500円~になります。一度、包丁を送っていただきお見積りを出させていただきます。
また、セラミック包丁の欠けは修理が難しいですので、京セラなど直接メーカーに送ってください。セラミック包丁は欠けるだけでなく、落とすとヒビが入ったり割れたりすることがあるので気をつけて扱ってください。
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