包丁でよく使われるINOX(イノックス)とはステンレスのこと2015/05/01
包丁でよく使われるINOX(イノックス)とはステンレスのことをさします。
包丁でよく使われているINOX(イノックス)は、ステンレス鋼という意味になります。ヨーロッパではステンレスのことをINOXと読んでいます。日本でもステンレス鋼というと安い、切れないというイメージがあるのでINOX(イノックス)という呼び方をしているメーカーが多いです。産地によって色々な呼び方がありますがスウェーデン系のINOXが高級な材質になります。
ステンレス鋼の意味とは?
「ステイン」(Stain、汚れ)「レス」(less、ない)という意味になります。「ステン」とはステンレスの略です。ステンレス=汚れない、錆びない として呼ばれています。
ステンレス鋼はなぜ錆びにくいのか?
ステンレスはクロームを10.5%以上を含む合金をいいます。含有するクロムが空気中で酸素と結合して表面に不動態皮膜を形成するので、耐食性が高くサビにくくなります。ステンレス鋼は錆を防ぐためのめっきや塗装をしなくてもいいので、厨房など湿気のあるところでも錆びにくいので調理用品や刃物の素材としてもよく使われます。
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